定山渓で冬アクティビティを満喫

札幌市中心部から車やバスで約1時間、気軽に雪あそびができる

※2019年12月19日更新
北海道屈指の温泉郷として知られる定山渓は、豊かな自然に囲まれた札幌のヒーリングスポット。札幌市中心部から車やバスで約1時間とアクセスが良く、地元民も温泉やレジャーで気軽に訪れる場所です。冬は辺り一面が真っ白な雪に囲まれ、スノーアクティビティを楽しめるところでもあります。子ども連れはもちろん、大人も満喫できる定山渓の雪あそびを紹介します。


雪原の乗馬を体験

札幌市街から定山渓へ向かう途中にある八剣山(はっけんざん)の麓に乗馬施設「ワイルドムスタングス」があり、雪原をフィールドにウエスタンスタイルの乗馬を楽しめます。体験者のレベルに応じて馬場内で練習してから場外コースへと移るので、初心者でも心配無用。馬の背に揺られながら、少し高い位置から見る雪原の風景は格別です。雪に覆われた静かな雪原は、幻想的で非日常感を味わえます。寒さが厳しいので、しっかりと温かい服装をして体験にのぞむのがおすすめです。

北海道ならでは!? 犬ぞりに挑戦

これまで北海道で犬ぞり体験ができるのは富良野や道東エリアが主流でしたが、近年は定山渓でも体験できるようになりました。ひたむきに走るワンちゃんたちはとても賢く、力強い躍動を感じられます。コースもいくつかあり、子どもや気軽な体験であればショートコースがおすすめ。スピードを感じられるストレートロングコースというのもあるようです。真っ白な雪原を駆け抜ける爽快感は北海道ならではであり、犬ぞりだからこその体験。旅行の記念にトライしてみるのも良いでしょう。

ギュッという足音が楽しいスノーシュー

スノーシューは、初めての人でも気軽に遊べるウィンターアクティビティのひとつ。短いスキー板や西洋式の“かんじき”をイメージすると分かりやすいかもしれません。スノーシューを使って冬山の景色を満喫できるほか、ふかふかの新雪の上を歩けるというのもうれしいポイント。大きなテクニックは不要。ネイチャートレッキングの感覚で、普段とは違った角度から定山渓の雪山を満喫できます。道具のレンタル込みでツアーを催行しているところもあるので、こちらを利用すると良いでしょう。

定山渓では、毎年1月上旬に約10日間の日程でホーススレッディングや犬ぞり体験、スノーシューガイドツアーに加え、スノークルージングやスノーラフティング、チューブすべりなどが一カ所で楽しめるイベント「雪三舞」が行われています。八剣山の麓を舞台に冬のアクティビティをとことん楽しめるほか、マイナス気温の屋外で焼肉を味わう寒中バーベキューもあるので、気になる人は要チェックです!

雪三舞(ゆきざんまい)


スノーキャンドルが灯る幻想的なイベント「雪灯路」

毎年1月下旬に約1週間にわたって行われる「雪灯路(ゆきとうろ)」は、今や定山渓温泉を代表する冬の風物詩。定山渓神社を舞台に、地域住民が作った約2000個のスノーキャンドルが境内を幻想的に照らします。会場では、願いを込めたキャンドルに火を、雪灯まで消さずに運べると願いが叶うと言われている“願いの灯り”という体験もあるので、カップルやパートナーとチャレンジしてみるのも良いですね。このほか、温かいドリンクや地元飲食店のスイーツなどもあるので、定山渓の夜を楽しんでみてください。

雪灯路(ゆきとうろ)


冷えた体は温泉におまかせ

雪あそびを満喫した後は、冷えた体を温泉で温めてはいかがでしょう。定山渓温泉は「熱の湯」とも称される、ナトリウム-塩化物泉。肌なじみが良く、じっくり入浴すれば湯上りは体の芯からポカポカに。宿泊ではもちろん、日帰り入浴をやっている施設も多いので、訪れてみると良いでしょう。

定山渓温泉街とは?


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