ぶどうの産地北海道で、地元のワインを味わおう
寒暖の差が大きく湿度が低い北海道は、日本有数の醸造用ぶどうの産地。
北海道産のぶどうを使ってワインを醸造するワイナリーが増え、「北海道産ワイン」が注目されはじめています。ぶどうの産地である後志エリア、空知エリアを中心に、続々と増えているワイナリーの数は20カ所以上。ぶどうがたわわに実る秋に、お気に入りの北海道産ワインを見つけてください。
札幌&近郊のワイナリーでワインを味わう
ワイナリーで、おいしい料理と一緒にワインを味わいたい!そんな方におすすめなのが、レストラン併設のワイナリー。醸造用ぶどうの産地である余市町の「余市ワイナリー」や「OcciGabi」なら、敷地内のレストランで食事とともに自社のワインが楽しめます。札幌中心部から車で30分ほどの場所にある「さっぽろ藤野ワイナリー」併設のカフェレストラン「Vigne」も、ピザやパスタとともにワインがいただけるワイナリー。お酒好きのドライバーさんのために、公共機関を利用してのんびり足を延ばすのも一案です。
レストランがあるワイナリーは…
ワインを試飲しながらお土産選び
北海道産ワインをお土産にするなら、まずは味が知りたいもの。小樽運河ターミナル1階にできた「北海道・ワインセンター」では、北海道産ワインを試飲しながら学べる「ワイン・テイスティングアドベンチャー」を実施しています(英語対応可)。旅の最後に新千歳空港でワインを探すなら、北海道産ワインと北海道のチーズのマリアージュをテーマに道産原料から作る加工品だけを揃える「Wine&Cheese北海道興農社」へ。日替りで登場する無料試飲をしながらお土産が選べます。札幌〜旭川の途中にあるぶどうの産地「空知エリア」をドライブする方は「空知ワインステーション」をのぞいてみてはいかが? ホテル1階のレストラン兼ワインショップに北海道産ワインを中心にさまざまな産地のワインが並び、レストランで「飲み比べセット」が注文できます。ドライバーさんも一緒に楽しみたい時は列車が便利。 JR岩見沢駅から徒歩15分ほどで到着しますよ。
有料&無料で試飲ができる場所は…
野外イベントで北海道産ワインを味わう
札幌にいながらにして、道内各地のワイナリーのワインをまとめて飲み比べできるおすすめのイベントは、札幌の大通公園で開催される5月の「ライラックまつり」と、9〜10月の「オータムフェスト」。イベント会場に北海道産ワインのコーナーが登場し、ピクニック気分でグラスワインが味わえます。北海道の食材を使った料理、そしてさわやかな空気と一緒に野外で味わうワインは格別ですよ!