小金湯温泉
1887(明治20)年に開湯された記録が残る、2軒の宿だけの静かな温泉地
定山渓温泉街から、約4kmほど札幌市街地よりにある「小金湯温泉」。豊平川が流れる山の麓に「湯元小金湯」と「湯元 小金湯温泉 まつの湯」の2軒の温泉宿が立つ小さな温泉地だ。いずれも日帰り入浴が可能。かつて定山渓を開湯した美泉定山(みいずみじょうざん)が根元で仮眠したところ、夢枕に現れた樹霊に霊泉を示されたという言い伝えが残る樹齢700年の「桂の木」がシンボル。根元の空洞には不動尊が祀られており、「桂不動」と呼ばれている。秋の紅葉や、徒歩圏内にある「札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピリカコタン」も見どころだ。
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