さっぽろ早わかり
人口
日本最北の政令指定都市。
人口は日本で4番目。
(2024年1月1日現在)
面積
東京23区の2倍弱、香港とほぼ同等の面積
北海道の道庁所在地
札幌は北海道の政治、経済、文化の中心地です。およそ80年に渡り道政を担った北海道旧本庁舎や、札幌市時計台、1876年に札幌農学校として開学した北海道大学など、北海道の歴史を語る建物が今も残っています。
都市と自然の調和
日本で4番目の人口を擁する札幌は、ビルや住宅が建ち並ぶ「都市」としての機能と、郊外に広がる「自然」という二つの要素を併せ持っています。この「都市と自然の調和」が、札幌の特徴であり魅力です。
気候
積雪がある日数は年に143.5日。 夏は湿度が低く爽やか。
初雪は10月下旬頃で、12月に根雪となります。降雪量は多く年平均約600cmの積雪量が観測されますが、除雪など雪対策が充実しているため生活への影響は限定的。人口190万人を超える大都市がこのような降雪地域に存在するのは世界的にも異例です。夏は、梅雨がなく台風の影響も少ないのが特徴。山地に夏頃まで残る積雪が貯水の役割を果たし、水資源は豊富です。7〜8月には平均気温が20℃を超えますが、湿度が低く、朝晩は涼しく過ごしやすいです。
※1991年から2020年の平均値 出典 札幌お天気ネット
冬
年間平均およそ500cmの雪が降る街に、約190万人の人々が住んでいます。これは世界的にも珍しいこと。札幌といえばやはり、雪まつり。ウィンタースポーツもぜひ体験してください。冬は屋内外の気温差が大きいので、着脱しやすいように重ね着するのがおすすめです。
札幌の食文化
北海道の物流の中心である札幌には、採れたての野菜や果物、新鮮な魚が道内各地から集まり豊かな食文化を生み出しています。ラーメン、ジンギスカン、すし・海鮮、スープカレーが有名ですが、「食材の宝庫」に集まったシェフ達がつくる、札幌ならではのフレンチも評判です。札幌の食について、詳しく見る
札幌の動植物
札幌の姉妹都市
札幌の歴史
「サッポロ」の語源は諸説あります。アイヌ語の「サッ・ポロ(乾いた・大きな)」説が有力ですが、「サリ・ポロ・ペッ(湿原が・広い・川)」説もあり、これは確かに豊平川下流域を表現しています。幕末までの札幌はアイヌとの交易の舞台でした。
1869(明治2)年に北海道と改称され、開拓使が派遣されて札幌本府の建設が始まりました。北海道開拓の父と呼ばれる島義勇(しま よしたけ)は、円山の丘に立ち、街づくりの構想を練ったと言われています。京都などを模した計画都市として整備され、合理的な碁盤目状の街路は今も札幌の代名詞です。
屯田兵の入植後はじゃがいも・玉ねぎなどの一大産地に。鉄道が敷かれ、ビール・製粉・製紙などの産業が興り、北海道の政治・経済の中心地として成長。1970(昭和45)年には人口が100万人を突破しました。1972年には日本最北の政令指定都市となり、札幌オリンピック冬季大会を開催。1950(昭和25)年に始まったさっぽろ雪まつりや1992(平成4)年から開催されているYOSAKOIソーラン祭り、2014年には札幌国際芸術祭2014が開催されるなど、近年では観光都市として世界中から注目を集めています。
札幌市歴史文化のまちづくり推進協議会が制作した、札幌市の歴史文化をとおして市内の文化財を周遊できるパンフレット「札幌文化財散歩」。札幌の歴史を感じられるスポットもマップを交えてご紹介。
芸術文化をはぐくむ町
札幌は、芸術文化に代表される「創造性」を活かして街の活性化を進めています。音楽、美術、映像などの様々なイベントが開催され、市民や世界各地から訪れる旅行者を楽しませ、交流を促しています。それがさらに札幌の創造性を高めています。
アクティビティが充実
札幌は、家族と過ごす休日に理想的な街。屋外のアクティビティが充実している滝野すずらん丘陵公園や、農業のテーマパーク、サッポロさとらんどなど、こどもと一緒に楽しめる施設が数多くあります。