さっぽろ雪まつりをもっと楽しむために知っておくべき50のこと ~雪まつりの歴史編~

雪まつりにまつわるマメ知識やお役立ち情報をご紹介。
知っておけば、雪まつりをもっと楽しめる! また来たくなる! みんなに自慢したくなる!

雪まつりの歴史編(1~16)
雪氷像編(17~30)
さっぽろ雪まつり情報
さっぽろ雪まつりと一緒に市内観光を楽しむ-大通会場編-
さっぽろ雪まつりと一緒に市内観光を楽しむ-つどーむ会場編-

1.雪まつりの起源は?

1950年。札幌市の中高生が雪像を大通公園に設置したのが起源。わずか6つの雪像からでした。

2.大通公園が会場となった理由は?

もともと大通公園は市民が雪かきなどをした雪を捨てに来る場所でした。その雪を利用して雪像を作ることから始まりました。

3.最初の雪まつりはどんなイベントだった?

6つの雪像の展示と、雪合戦・カーニバルなどのイベントを合わせて開催されました。

4.第1回雪まつりに参加した人の数は?

約5万人。当初の予想を大きく上回る人気で、規模を大きくしつつ札幌の冬の定番イベントとして定着していきました。

5.毎年実施されているの?

1950年から毎冬開催されてきましたが、2021年と2022年は新型コロナウイルスの影響で開催が叶いませんでした。(2022年はオンライン開催)1954年の第5回からは市民が参加する雪像が登場、第6回には自衛隊などが参加し、たくさんの雪像が作られるように。こうして徐々にイベントは大きく育っていき、2023年に記念すべき第73回を迎えました。

6.巨大雪像が作られるようになったのは?

1953年から。高さ15メートルの大雪像「昇天」が北海道札幌伏見高等学校(現・北海道札幌工業高等学校)によって作られたのがきっかけ。それまでは7メートルの高さ制限を設けていました。

7.日本で有名になったきっかけは?

1959年には雪像制作に約2500人が動員。この様子が初めてテレビ・新聞で紹介され、翌年から日本全国から観光客が激増。日本を代表するイベントとなりました。

8.これまでにどんな変化が?

1956年第7回荒井山スキー場が1回限りの会場に
1965年第16回第二会場 真駒内会場がスタート
1983年第34回第三会場 すすきの会場がスタート
1990年第41回第43回まで、中島公園会場が第4の会場に
2005年第56回真駒内会場が終了 → 2006年よりさとらんど会場に
2008年第59回さとらんど会場が終了
2009年第60回つどーむ会場がさとらんど会場にかわってスタート

9.世界で有名になったきっかけは?

第23回の1972年は「冬季オリンピック」が札幌で開催された年。「ようこそ札幌」のテーマで雪まつりは世界に知られるようになりました。

10.世界各国が参加し始めたのは?

1974年。第25回以降、札幌と繋がりの深い外国地域の雪像が制作されるようになりました。瀋陽、アルバータ州、ミュンヘン、シドニー、ポートランドなどが参加。国際色あふれるイベントへと発展しました。

11.現在のさっぽろ雪まつりの規模は?

第73回さっぽろ雪まつりでは、約160基の雪氷像が2つの会場にならびます。過去最大は第43回の366基!

12.開催期間は?

大通会場・すすきの会場が約1週間、つどーむ会場では約2週間。雪氷像を楽しむことができるほか、毎日様々なイベントも開催されます。
ようこそさっぽろ「第73回さっぽろ雪まつり」

13.さっぽろ雪まつりのテーマは?

1978年の第29回に「純白の夢よぶ世界のひろば」が統一のテーマとして決定され、今日まで用いられています。

14.来場者数はどれくらい?

2018年の第69回には、世界から大通会場とつどーむ会場に2,543,000人の来場がありました。世界的なイベントに成長しています。

15.雪まつりを支える人の数は?

ボランティアなどを含めると約2000人の方が参加して雪まつりを支えています。

16.一般の人も雪まつりの運営に参加できるの?

大雪像制作や会場内巡回、迷子案内のほか、観光案内や身体の不自由な方の介助において、市民のみなさんにボランティアとして参加いただいています。
ボランティア参加は、毎年11月から1ヶ月間、雪まつり公式HPで受付を行います。ただし、外国の方は日常会話程度の日本語を話せる語学力が必要となります。
雪まつり公式ホームページ