さっぽろ菊まつり
2024年11月1日(金)~11月3日(日・祝)

下記掲載中の情報は一部2023年の内容です。

お知らせ

現在、お知らせはございません。

2024さっぽろ菊まつり開催概要

さっぽろ菊まつりでは、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)をメイン会場に、丹精込めて育てられた多数の菊が出品され、菊の花の大きさや美しさを競います。本格的な審査会が行われ、優秀作品には各省の大臣賞や北海道知事賞などが与えられます。

さっぽろ地下街オーロラタウンのオーロラスクエアでは、ドーム菊やスプレー菊など様々に仕立てた菊で作る菊花総合花壇「オーロラ花壇」を設置します。

■名称
2024さっぽろ菊まつり(第62回)
(英語名 2024 Sapporo Chrysanthemum Festival)

■目的
札幌に育まれてきた菊花を中心に、伝統文化との連携を図ることで魅力を高め、秋の札幌観光を振興するとともに、市民の芸術文化を推進することを目的とする。

■会期
2024年11月1日(金)~11月3日(日・祝)最終日は13:00まで
※会期前日10月31日(木)15:00頃から一般開放

■会場
(1)札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)
(2)さっぽろ地下街オーロラタウン(オーロラスクエア)

会場案内

札幌駅前通地下広場(チ・カ・ホ)会場
協力:札幌駅前通まちづくり㈱

札幌駅周辺と大通地区を結ぶ南北520メートルの札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)にて、通路両側に菊花の展示が行われます。

さっぽろ地下街オーロラタウン(オーロラスクエア)会場
協力:㈱札幌都市開発公社

さっぽろ地下街オーロラタウンのオーロラスクエアでは、様々に仕立てた菊で作る菊花総合花壇「オーロラ花壇」が設置されます。

菊まつりの歩み

1963年大通公園西7丁目を会場として、第1回「さっぽろ菊まつり」が開催された。
<出品数>451点 <出品者数>120人
1968年会場を大通公園西8丁目に移し、菊花展示のほか民芸品の展示も行った。
<出品数>786点 <出品者数>184人
1971年文部・農林水産・運輸の3大臣賞を設定する。
<出品数>681点 <出品者数>188人
1974年会場をさっぽろ地下街に移し、この年からミスさっぽろが市民に菊花のプレゼントを行う。
<出品数>336点 <出品者数>112人
1982年第20回目の「さっぽろ菊まつり」を迎える。記念誌「20年のあゆみ」刊行。
<出品数>1,327点 <出品者数>275人
1984年第22回目の「さっぽろ菊まつり」を迎える。過去最高の1,410点の出品数を数えた。
<出品数>1,410点 <出品者数>340人
1986年新たに北海道開発庁長官賞が授与されることになり、合わせて4大臣賞が授与される。
<出品数>1,258点 <出品者数>261人
1992年第30回を迎え、記念の菊花看板を制作し、記念式典を開催した。
<出品数>953点 <出品者数>190人
2001年冷夏にも関らず、出品された菊花の水準は例年よりも高かった。
<出品数>862点 <出品者数>169人
2002年第40回目の「さっぽろ菊まつり」を迎える。資料集「さっぽろ菊まつり 四十周年記念」刊行。
<出品数>817点 <出品者数>182人
2011年主会場を札幌駅前通地下広場に移し、菊花展示のほか文化作品の展示や伝統芸能のステージを開催。
<出品数>807点 <出品者数>139人
2012年第50回目の「さっぽろ菊まつり」を迎える。資料集「さっぽろ菊まつり五十周年記念」刊行。
<出品数>1,023点 <出品者数>138人
2022年第60回目の「さっぽろ菊まつり」を迎える。記念企画として、大通ビッセ 1 階エントランスにおいて菊花花壇の特別展示を実施したほか、記念ロゴを制作した。

<出品数>896点 <出品者数>122人

菊の見方

■菊の見方
菊はとても丈夫な草花で、放っておいても育ちますが、ここに出展されている作品は、それぞれが丹精こめて育てられたものです。
雄大に盛り上げて咲く厚物や、どこまでも繊細で優雅な管物など、一つ一つの花に菊づくりの気持ちが微妙に現れています。

■菊の審査
出品されている菊は、下記のように数種類あり、例えば3本仕立のような大菊は、単に大きさだけではなく花や葉の形、虫の害がないかなどを総合的に審査し、盆栽は、根張りがしっかりしていて、幹は根元から徐々に細くなっているかに着目して審査しています。
他の種類のものも一定の基準で審査していますが、全体的に見てバランスがとれていて安定した形のものがよいものといえます。

仕立ての種類

1本仕立

1本の苗から作るもっとも基本的なつくりです。高さは90~160センチにもなります。

3本仕立

1本の苗を摘心して、3本に分枝させて仕立てます。
花を前2輪、後1輪に配したシンプルな仕立て方で、大菊の標準的なつくりです。高さは90~160センチにもなります。

盆栽仕立

盆栽の基本パターンに基づき、菊をあしらって自然の景観を模してつくります。

福助仕立

1本仕立の菊を、矮化剤により高さ45センチ程度にしたつくりです。鉢よりも大きな花を咲かせる姿が福助人形に似ていることから、この名がつけられました。

だるま仕立

3本仕立の菊を、矮化剤により高さ65センチ程度にしたつくりです。花を咲かせる姿がだるま人形に似ていることから、この名がつけられました。

懸崖仕立(ケンガイシタテ)

断崖絶壁などに自生している木の姿を、菊で表すつくりです。

菊の分類

大菊

花径が18センチ以上のものを大菊と呼びます。「厚物」「管物」など分類されます。

厚物(アツモノ)

大菊の代表的な花形です。数百枚の花弁が中央の花芯に向かって鱗状に組みながら球状に丸く盛り上がります。「盛り咲き」とも言われています。

管物(クダモノ)

花弁が細長い管状になっており、通常花弁の先端に堅い球巻きがついています。

小菊

花径が9センチ以下のものを小菊と呼びます。さっぽろ菊まつりでは、懸崖仕立、盆栽仕立の部門に小菊が出品されます。

ドーム菊

日本の菊がアメリカに渡って改良されたのち再導入されたもので、自然に芽止まりして分枝を繰り返し、半球形のドーム状に花でうずまることからこの名で呼ばれています。

スプレー菊

花を小枝状(spray)に数輪咲かせることからスプレー菊と呼
ばれています。花弁と花芯の色が違うカラフルなものから、淡い色彩の清楚なものまで様々です。

2023さっぽろ菊まつり受賞作品

農林水産大臣賞

A級大輪3本仕立
品種:国華晴舞台
池田 俊彦

総務大臣賞

競技花大輪3本仕立
品種:兼六香菊
長谷川 久恵

国土交通大臣賞

A級盆栽仕立「地植型」
品種:竜白
芳賀 正孝

環境大臣賞

A級懸崖仕立「盆栽型」
品種:黄虎
芳賀 正孝

北海道知事賞

福助仕立
品種:国華聖者
田中 玲子

札幌市長賞

だるま仕立
品種:国華聖者
和田 一志

さっぽろ菊まつり

開催期間
2024年11月1日(金)~11月3日(日・祝)最終日は13:00まで
※会期前日10月31日(木)15:00頃から一般開放
開催場所
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)
さっぽろ地下街オーロラタウン(オーロラスクエア)
主催者
さっぽろ菊まつり実行委員会(一般社団法人札幌観光協会内)
お問合せ
011-281-6400