日帰りで行く定山渓ドライブ

定山渓は温泉だけじゃない!アクティビティやカフェを楽しむ日帰りドライブ

市街地から車でおよそ1時間。札幌市民にとっておなじみの定山渓温泉は、思い立ったら出かけられる近さが魅力の温泉地です。でも、温泉以外にも目指して出かけたい”お楽しみ”があるってご存じですか? 今回は「温泉だけじゃない定山渓」をテーマに、国道230号線を車で走るだけでは気がつかない、脇道や森に隠れたお楽しみスポットをご紹介します。とはいえ、遊んだ帰りに突然温まりたくなることもあります。でも大丈夫。定山渓温泉には、日帰り入浴施設が約20軒そろっているので、念のためかばんにタオルをしのばせておいてくださいね。


山と森を楽しむ

馬に乗って果樹園のなかを歩き
トレッキングしながら景色を味わう

周囲をぐるりと山に囲まれた定山渓温泉は、ちょっと足を延ばして手軽に山の散策ができるエリアです。木々が芽吹くほんの一時だけ見られる「春紅葉」や、本州では標高の高い場所でしか見られない高山植物が楽しめるほか、山全体が赤・黄・緑に色づく秋の紅葉は実にみごと。温泉街の二見公園から二見吊橋を渡る「定山渓散策路」を歩くお手軽コースのほか、片道1時間ほどで登れる「夕日岳」や「朝日岳」、「八剣山」といったトレッキングコースまでが揃います。なかでも、動物好きな方におすすめしたいのが、乗馬トレッキング。八剣山麓の「ワイルドムスタングス」は、ウエスタンスタイルで馬場を出て、山のなかの場外コースを楽しめる乗馬施設。坂を超えたり下ったりしながら馬の目線で景色を眺めると、大自然に近づけた気がするはずです。


豊平川の渓谷を楽しむ

温泉街の渓谷を流れる豊平川で
ラフティング&カヌーを満喫

定山渓温泉は、渓谷の上に温泉宿が軒を連ねる温泉地。川縁から温泉が湧く谷間を流れているのは、札幌の市街地へと続く豊平川です。水量が増して荒々しい姿を見せる雪解けの春、水面に錦の色を映す紅葉の秋と四季の変化が際だつ景勝地ですが、国道から脇道に入らないと見えないために気づかない人も多いもの。最近は、そんな隠れた絶景を知るネイチャーガイドたちが、初心者でも渓谷の美しさを体験できるアクティビティツアーを実施しています。「190万人都市“札幌”の中心部から車でたった40分ほどの市内に、こんなに雄大な自然があることをぜひ知ってほしい」と、ガイドの皆さんは口を揃えます。現在は、旅行者の方が体験されるケースが多いのだとか。思い立ったらすぐに出かけられるほど近場ですから、札幌市民の皆さんも日常のなかで“非日常体験”してみませんか?


お腹がへったらひと休み

崖の上の絶景カフェや森のパン屋さん、個性あふれる店をめざしてドライブ!

「バイクに乗って定山渓を走りながら、いつも『景色がいい場所だな』って思っていたら、縁があって」と話すのは、白井川を見下ろす崖の上にある「カフェ崖の上」のオーナー愛山敦子さん。景色の美しさや環境の良さに惚れ込んだ店主が、コツコツとつくりあげたユニークな店が点在していることも、定山渓の魅力のひとつ。アクティビティで体を動かしたあとにお腹を満たすのはもちろん、頭のなかを空っぽにしたい時に車を走らせて訪れたい個性あふれる店があります。温泉街に古くから残る喫茶店の隠れ名物、「フランセ」のカツサンドもぜひ


定山渓観光協会

住所札幌市南区定山渓温泉東3丁目
電話011-598-2012
ウェブサイトhttp://jozankei.jp/

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