開催場所 : サッポロファクトリー
住所 : 北海道札幌市中央区北2条東4丁目
さっぽろは、日本人の手によって初めて本格的にビール醸造した場所であり、日本人がつくったビールの発祥地ともいえます。日本で唯一のビール博物館やビールの歴史を今に伝える歴史的な建造物は、北海道遺産にも指定され、貴重な観光資源になっています。また現サッポロビールの前身は、1876年(明治9年)に政府(開拓使)が開設した開拓使麦酒醸造所であり、さっぽろとビールは切っても切れない関係にあります。開拓使のシンボルである五稜星が、札幌市の徽章とサッポロビールのコーポレートマークの基になっていることからも関係の深さがうかがえます。
夏の風物詩、福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデンは日本を代表するビールのイベントです。街の真ん中に用意された13,000席もの座席はビールを楽しむ市民・観光客で連日満席です。札幌は清浄な水と、カラッとした空気など、ビールをつくるにも、飲むにもぴったりな環境が揃っています。このことが市民にビールが愛されている理由の一つと思われます。
世界中のビールファンを魅了するイベント「オクトーバーフェスト」で有名なドイツの都市、ミュンヘン市。ビールのまちとして有名なミュンヘンとさっぽろは1972年の冬季・夏季オリンピック開催地に各々が選ばれたことを契機に姉妹都市を締結しました。「ミュンヘン・クリスマス市」や「オータムビヤフェスト」を開催するなど、日本で唯一の姉妹提携都市としてミュンヘンとの友好を深めながら、ビールのまちの先輩として、様々な取組みを勉強させてもらっています。